石山 太一(いしやま たいち)

群馬県中央園芸 ㈱

花が一輪あるだけで空間の雰囲気は変わります。自分の気持ちも周りの気持ちもとても良くなりますよ

群馬県中央園芸は昭和24年に設立されました。当時は戦後間もないころで群馬県に花き市場はなく、生花店は生産者から直接仕入れていました。そこで、生花店6店舗が協力して高崎市の新町に花き市場を設立したのがはじまりです。高崎市場が設立された昭和54年からは高崎市場の花き市場事業を担い、群馬県はじめ全国に出荷しています。平成23年には群馬県初の機械せりとインターネット市場のシステムを導入し、今ではインターネット市場は取扱高だけでも200億円を超えています。全国には農水省所管で県知事の許認可を得て営業している会社が144ありますが、その中でも当社の売上は7~9番手で、北関東有数の花き市場となっています。

私は群馬県中央園芸に勤めはじめて1年半になります。それまでは祖父の代から続く生花店で、18年間働いていました。お店は今でも母が営業しています。元々花の仕入れのために高崎市場にはよく来ていました。そのご縁で「やってみないか」と誘われて、こちらで働きはじめました。花や植物って部屋にあるだけで空間の雰囲気がすごく変わるんですよ。自分の気持も周りの気持ちもとても良くなるので、一輪でもお買い求めいただいて、お家でぜひお試しいただきたいですね。

生産者さんから大事な商品を託されていますから、日々責任感を持って仕事に取り組んでいます

私はせり人として「せり」を仕切ったり、ネット販売の商品を管理したり、販売に関する仕事は全般的に行っています。市場は商品を仕入れて販売するわけではなく、生産者さんから送っていただいた商品を委託されて販売しています。全国には花き市場はたくさんあるので、生産地から近い市場に出荷する方が輸送コストなどを考えると有利に思えますが、それでも当社には全国から商品が集まります。それは人とのつながりを大事にして、生産者さんから届けられた商品をできる限り良い条件で販売するように努め、信頼関係を築いてきたからです。

生産者さんに対しては売れ筋の花に関する情報の提供や、利益の出る花の作り方のアドバイスも行っています。また、商品を買っていただく生花店さんに対しては、店舗の立地や規模に合わせた花の種類や量のご相談にも乗ります。生産者さんから大事な商品を託されていますから、私も日々責任感を持って仕事に取り組んでいます。

注目を集める独自の染花技術

国産の花を使った美しい染花は業界では国内外から注目を集めています

「せり」では花が次々とせり落とされていきます

「せり」では様々な花や植物がレーンを流れ、次々とせり落とされていきます

お店情報

店名 群馬県中央園芸 ㈱
電話番号 027(353)0200
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創業 1949 年
お店の種類
主な取引先 量販店・関連事業者
主な商品 切り花・鉢花・花材
※2017年8月時点の情報を掲載しています

場内マップ

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