金安 誠二(かねやす せいじ)
㈲ 関越冷蔵
お店は閉めてしまいましたが、父のお店を継いで高崎市場で働いていたご縁で関越冷蔵で働いています
関越冷蔵は高崎市場の冷蔵設備を管理する会社です。元々は高崎市場の水産卸会社、群馬県水産市場さんが管理していて、卸会社さんの荷物しか管理していませんでした。平成元年に冷蔵設備を専門で管理する会社として関越冷蔵が設立され、今では仲卸さんや場外のお客様の荷物もお預かりしています。冷蔵設備はマイナス50度で最大1,180トンの荷物を保管することができます。マイナス50度での冷凍はフリーザー級と言って、冷蔵庫などのチルド級と違い食品の品質劣化がほとんど起こりません。これだけの冷蔵設備を持っているのは群馬県でも2社しかありません。
私は平成28年9月から関越冷蔵で働きはじめたばかりで、まだ新入社員なんですよ。今は4つある冷蔵庫の中の1号冷蔵庫で入出庫の業務をしています。私の父が昭和54年に高崎市場が開場した時から金安商店というお店を営業していて、平成21年から父の後を継いで営業していたんです。はじめて市場に来た時はカルチャーショックでしたね。指1本2本とかで話が通じてしまうんですよ(笑)そういう独特のコミュニケーションを覚えるのは大変な時間がかかりました。お店は閉めてしまいましたが、高崎市場で働いていたご縁で関越冷蔵に就職しました。
以前は航空会社のグランドハンドリング。飛行機のコックピットも操作していました(笑)
高崎市場で働きはじめる前は航空会社でグランドハンドリングという仕事をしていました。空港の地上支援業務として航空機誘導や、航空機のドックイン、ドックアウトなども行っていました。トーイングという牽引作業ではコックピットに入って操作もしましたね(笑)航空会社ではCS活動という顧客満足度を高める活動があるんですけど、これはかなり叩き込まれました。CS活動では搭乗客はもちろん封筒1枚でもお客様として扱うというのが当然でしたから、今でも同じ気持ちでお客様からお預かりした荷物を取り扱っています。
業界は違いますが、市場で扱う商品はお客様の品物、しかも口に入る食品を扱っていますから、お客様の安全を守るという意味では同じです。ですから、責任ある仕事と思って毎日取り組んでいますね。
お店情報
店名 | ㈲ 関越冷蔵 |
電話番号 | 027(352)5542 |
HP | HPはこちら |
創業 | 1989 年 |
お店の種類 | 関連店舗 |
主な取引先 | 卸業者・仲卸業者・関連事業者 |
主な商品 | 食品の冷蔵保管・品質管理 |
場内マップ
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