酒田 高信(さかた たかのぶ)
㈱ 赤城マリンフーズ
群馬でも高級マグロが売れると確信し、隠岐の島からやって来ました
島根県隠岐の島にある隠岐水産高校を卒業して、昭和50年に群馬にやって来ました。群馬県の水産会社に就職し、その後独立して昭和58年に仲卸の会社として赤城水産株式会社を創業しました。昭和63年に赤城水産独自のねぎとろを開発し、中央卸売市場をはじめとして、大手量販店、地域ローカルスーパーにも販売していました。平成14年に分社化する形で仲卸の事業に特化した赤城マリンフーズを設立しました。高崎市場では赤城水産だった頃も含めて昭和58年から営業しています。
私が群馬に来た頃は高度経済成長の時代で、当時は群馬のお寿司屋さんはほとんど築地に仕入れに行っていました。昭和40年代後半に群馬でも高級マグロを扱える冷凍設備が整いはじめたので、高級マグロが売れると確信し群馬で事業をはじめました。当時は水産関係の仕事は卸や小売などの陸の仕事でも一般的なサラリーマンの1.5倍、船乗りなど海の仕事で5倍から15倍の給料をもらっていましたから、みんなこぞって水産高校に入学したものです。
水産の仕事は早く帰れて家族とゆっくり過ごせますし、給料が良いのも魅力です
水産の仕事は朝が早いですが、午前中には仕事が終わって、午後は自由になります。家族ともゆっくり過ごせますし、ゴルフは平日でも楽しんだりできます。特に小さい子がいる家庭では、子供がいる時間に必ず家にいられるので喜ばれます。私も孫からとても喜ばれていますよ。
特にマグロは誰もが欲しがる魚ですから、覚えれば給料も良くなります。詳しく覚えるのに5年以上はかかりますが、マグロは奥が深いのでやりがいがありますよ。水産会社は3Kのイメージが強くて中々興味を持ってもらえませんが、もっと若い人には来てもらいたいですね。
お店情報
店名 | ㈱ 赤城マリンフーズ |
電話番号 | 027(353)0071 |
創業 | 2002 年 |
お店の種類 | 水産仲卸 |
主な取引先 | 居酒屋・割烹料理店・鮮魚小売店・スーパー・ホテル・旅館 |
主な商品 | マグロ・鮮魚・塩干加工品(練り物、開き物、魚卵等)・冷凍水産物 |
※2017年8月時点の情報を掲載しています
場内マップ
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ぜひよって見てください!