根岸 豊(ねぎし ゆたか)
ぐんま県央青果 ㈱
群馬県内のとうもろこしはほとんどが県内産です。野菜は鮮度が大事、地産地消が理想です。
ぐんま県央青果株式会社は平成18年に高崎市場の卸売業者だった群高青果株式会社と前橋市下新田町にあった大同青果市場が事業統合されて設立されました。高崎市場の卸売事業を担い、全国から青果物を仕入れ、主には高崎市場の仲卸さんや八百屋さんなどの買参人さんに販売しています。また、地元のスーパーさんや量販店さんなどに直接配送もしています。「せり」もありますが、8割は事前に注文をいただいて業者さんと相対で販売しています。
ぐんま県央青果では野菜の種類で担当が分かれていて、主な品目としては「きゅうり」「トマト」「きゃべつ」「大根」「にんじん」「じゃがいも」「玉ねぎ」「とうもろこし」です。自分はその中でもとうもろこしを担当しています。群馬県内のとうもろこしはほとんどが県内産です。群馬県全域で生産されていて、藪塚、利根沼田、吾妻などが多いですね。野菜は鮮度が大事で地産地消が理想です。その意味では群馬県はとうもろこしにとっては理想的な環境ですね。
注文をすり合わせて調整していくのがとても難しいですが、やりがいを感じますね。
私は農業系の大学で食品について専攻していて、食品を扱える仕事に関心がありました。卸売の会社なら食品に関わる大きな商売が経験できると思い、ぐんま県央青果に就職しました。働きはじめて10年になります。
普段は朝5時に出社してせりや相対取引でお客様の対応をします。午後は農協からの出荷明細を確認して翌日に入荷される商品とその数量を確認します。八百屋さんやスーパーさんから事前に注文いただいている分を明細を確認しながら確保したり、足りない場合は他の市場から集めたりしますね。逆に余ってしまう場合はこちらから提案して売り込んだりします。その日に売りきれなかった商品は翌日のせりや相対取引で販売します。
こういった不確実な入荷と不透明な注文をすり合わせて調整していくのがとても難しいですが、やりがいを感じますね。
お店情報
店名 | ぐんま県央青果 ㈱ |
電話番号 | 027(353)0011 |
創業 | 2006 年 |
お店の種類 | 卸 |
主な取引先 | スーパー・量販店・卸業者・仲卸業者・関連事業者 |
主な商品 | 野菜・果物 |
場内マップ
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