岡田 壮八(おかだ そうはち)

㈲ 岡田食品

冬場のこんにゃく、夏場のアイス、それ以外の時期でも売れる商品として総合食品をはじめた

岡田商店は創業80年。私で3代目になるよ。高崎市場では昭和54年に市場が開場した時から営業している。今では主に総合食品の問屋をしているけど、岡田食品は元々 こんにゃく と ところてん のメーカー。だから自社で製造している こんにゃく なども取り扱っている。今は扱っていないけど昔はアイスも販売していたんだよ。

アイスは昔、専売制が強かったんで、特定のメーカーの商品だけ扱うところが多かったんだけど、うちが型破りして全部のメーカーのアイスを売りはじめたらそれが当たってね(笑)一時期はこんにゃくよりもアイスのほうが売れていたよ。当時は400件くらいお客さんがついていたね。アイスは夏場、こんにゃくは冬場に売れるもんだから、それ以外の時期にも売れる米や漬物、飲料など総合食品を私の代で扱うようになった。常温でも保存ができる食品は倉庫さえあればできるからね。高崎市場に入ったから、はじめたようなところもあるよ。

「重宝問屋」になることが大事。「重宝」っていうのはお客さんも自分も良いってこと

子供の頃からお店は手伝っていたね。親が子供の面倒をみる暇ないからトラックに乗ってよく一緒に配達に行っていたよ(笑)最初は朝早く起きるのがおおごとだったけど、この仕事をはじめて50年、商売が大変だって思ったことはないね。

商売は「重宝問屋」になるのが大事。お客さんの細かいご要望にも応えて便利だなって思ってもらわないと。あとは重宝っていうのは両方が良いってこと。例えば少量を求めるお客さんがいて、こちらも箱で売りきらない商品があればバラすことで売れるでしょ。そうすると両方にとって「重宝」なんだよ。お客さんが良くないとだめなのはもちろん、自分も良くないとだめだよね。

高崎市場はうちみたいな関連店舗が水産と青果の真ん中にあるのが良いところ。他の市場は青果と水産がメインで他のお店は場外になっていることが多い。真ん中にあるから野菜や魚を買いに来たお客さんが間を通って色々買ってくれたりするからね。

元々はこんにゃく、ところてんのメーカー

こんにゃく、ところてん は自社工場で作っています

調味料はじめ、様々な食品を扱っています

米、加工食品、乳製品、調味料など総合的に扱っています

お店情報

店名 ㈲ 岡田食品
電話番号 027(352)2276
創業 1937 年
お店の種類 関連店舗
主な取引先 飲食店・小売店全般・青果小売店・鮮魚小売店・社会福祉施設・ホテル・旅館
主な商品 総合食品・乳製品・加工食品・乾物・飲料
※2017年8月時点の情報を掲載しています

場内マップ

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