島津 洋一(しまづ よういち)
㈱ 島津
父も同じでしたが、せっかく来ていただいたお客様とのやりとりは大事にしています
島津は羅漢町に本店があるお茶専門店です。昭和5年に祖父がはじめてくれました。高崎には江戸から続く老舗のお茶屋さんが何軒もあるんですよ。祖父はそのうちのひとつ水村園さんで修行して、独立したんです。高崎市場では市場が開場した昭和54年から営業しています。家業ですから小さい頃から商売は身近でした。昔の家って玄関がなかったですから、遊ぶにも学校行くにもお店の中を通っていましたよ(笑)
この仕事をはじめてからは34年になります。私は人と話すのも、おしゃれするのも好きでしたから、東京の大学出た後は本当はアパレル販売の仕事に就こうなんて考えていました。ゆくゆくは継ごうと思っていましたが、色んな偶然が重なって、大学を卒業してすぐに群馬に戻って親の後を継ぐことになりました。継ぐとしても30歳くらいかなと思っていましたので、思っていたよりは早かったですね(笑)父も同じでしたが、商売をやるからにはお客様の笑顔を見たいと思っていますから、せっかく来ていただいたお客様とのやりとりは大事にしています。
私がきちんと入れたお茶は多分普通の方が飲んだら「強い」って感じると思います
お茶屋さんにはナショナルブランドっていうのがないんです。お茶の仕入先さんと協力して「こんな仕上がりのお茶にしよう」と相談してそれぞれが自分のお店の味を作っているんです。その中でも「名入(ないれ)」と言う印があります。この「名入」の印が付いているお茶は、どのお茶屋さんにもあるんですけど高すぎず安すぎず、普段飲むお茶に最適なお店の看板商品です。ですから、まずは「名入」の印の付いたお茶をお求めになってそれを基準にして、「もっと濃いもの」とか「すっきりしたもの」とかご相談いただいてお試していただけると良いと思うんですよ。
私がきちんと入れたお茶は多分普通の方が飲んだら「強い」って感じると思います。お茶が好きな方はこういった濃くて湯呑みの底が見えないような「強い」お茶が好きなんですよ。やっぱり専門店なのでそういったお茶好きの方が「お茶を飲んだ」って思える「強い」お茶を提供していきたいですね。
お店情報
店名 | ㈱ 島津 |
電話番号 | 027(352)3416 |
HP | HPはこちら |
創業 | 1930 年 |
お店の種類 | 関連店舗 |
主な取引先 | 飲食店全般・青果小売店・鮮魚小売店・病院・社会福祉施設・社員食堂・保育園・幼稚園・ホテル・旅館 |
主な商品 | 海苔・乾物・お茶・雑貨 |
場内マップ
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