高崎市場の水産の1日をご紹介します
全国の港で漁師さんが海へ出てマグロをはじめ、様々な魚を獲ってきます。獲った魚は港に水揚げされます
各漁港の荷主さんが、事前注文をもとにおすすめの魚も含め、高崎市場に発送します。荷主さんは発送した魚の販売を高崎市場に委託しています
荷主さんから送られてきた鮮魚が高崎市場に続々届きはじめます
冷蔵車でマイナス70度の低温で管理され運ばれてきます。輸送も保管も低温で管理することでマグロの鮮度が保たれます
届いた鮮魚をせり人が仕分けしていきます
相対取引とはせり人と仲卸業者さん、買参人さんが直接交渉を行い、種類・量・値段などを決めていく取引です
マグロをせり場に並べながら、マグロに番号札を付けていきます
マグロの尾を切り、解凍してマグロの上に置きます。仲卸業者さんや買参人さんは、マグロの品質を尾の身の断面で見極めます
目利きをして品質を確認し、どの番号のマグロをいくらでせり落とすのか戦略を立てます
鐘の合図とともに「せり」がはじまります。せり人はマグロの番号を順番に読み上げていきます
買いたいマグロの番になったら、数字を指で示す「やり」という方法で希望の値段をせり人に伝えます
せり人は「せり」の参加者に値段を競わせます。一番高い値段を付けた人がマグロを落札します
せり落とされたマグロはすぐに加工されたり、保管や配送のため冷蔵庫や冷蔵車に運ばれていきます
仲卸業者さんや買参人さんが購入したマグロや鮮魚をトラックに積み込み、スーパーや鮮魚店などに配送します
仲卸業者さんは購入したマグロや鮮魚を高崎市場内の店頭に並べ、買参人さんや買出人さんに販売します
せり場や相対取引の場所を清掃して明日の「せり」にそなえます
高崎市場で販売された魚がスーパー・鮮魚店などの小売店や飲食店に届き、一般消費者の方々に提供されます